まもる耳鼻咽喉科 最寄駅JR中央本線「多治見」駅徒歩1分 当院で行う治療/手術|診療案内|まもる耳鼻咽喉科|岐阜県多治見市

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診療案内

当院で行う治療/手術

鼓膜換気チューブ挿入術

鼓膜換気チューブ挿入術とは、鼓膜を小さく切開し、数㎜の大きさのチューブを穴に差し込む治療法です。差し込んだチューブを留置しておくことによって中耳腔と外気との換気ができるようになり、中耳炎の改善・治療が見込めます。

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治療内容

手術は局所麻酔下で行うため、痛みなどは特に感じません。手術後しばらくは違和感がある可能性もありますが、徐々に収まります。聞こえ方に関しては全く問題なく、滲出液などが溜まらなくなることでむしろ聞こえが良くなる場合もあります。チューブ留置中は、チューブを通じて耳に水が入らないように注意が必要です。水が入って中耳炎が再発した場合、抗生物質や点耳薬を使用して治療します。

ご注意

チューブは、数か月後に自然に抜けるのを待つか、自然に抜けない場合は1年後くらいを目処に外すことになります。外した後、鼓膜にあいた孔は通常であれば徐々に閉じていきますが、閉じずに残ってしまった場合には、鼓膜の孔を閉じる手術を行います。


アレルギー性鼻炎の手術

季節性アレルギー(花粉症)の治療は抗アレルギー薬の内服や鼻スプレーで症状を抑えるのが一般的ですが、季節を問わない通年性アレルギーや血管運動性鼻炎(鼻過敏症)、内服薬や鼻スプレーでは改善が見られない方に関しては、下鼻甲介粘膜焼灼術やトリクロロ酢酸焼灼術、高周波電気凝固による下鼻甲介切除術が行うこともあります。

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治療内容

下鼻甲介粘膜焼灼術では、レーザーやバイポーラによって鼻の粘膜の表面を蒸散させることでアレルギー反応を鎮めます。トリクロロ酢酸焼灼術では、鼻腔粘膜の一部にトリクロロ酢酸を塗り、焼灼することで、粘膜の炎症を鎮め、鼻づまりや鼻みずを改善します。ただし、どちらも効果は永続的ではないので、アレルギーが完全に治るというわけではありません。治すというよりも、粘膜を焼くことによりアレルギー反応やそれに伴う症状を起こりにくくする効果がある、ということになります。

ご注意

症状が再発した場合には再度処置を施し、コントロールしていく必要があります。処置は左右の鼻合わせて20分程度で完了し、局所麻酔下で処置するため、痛みなども少なく済みます。 高周波電気凝固による下鼻甲介切除術では、下鼻甲介骨を切除して容積を減らし、鼻の状態を改善します。処置は局所麻酔下で行われ、粘膜を焼く手術よりも時間と費用がかかりますが、アレルギー反応の再発の可能性は少なく、効果がより長く持続します。


舌下免疫療法

スギ花粉症とダニ(ハウスダスト)アレルギーの治療法の一つに、舌下免疫療法があります。舌下免疫療法で根治するのは10~20%で、程度の差はありますが、全体の70~80%の人に有効と言われます。

アレルゲンを含む治療薬を舌の下に置き、薬ごとに定められた時間舌の上で保持したあと飲み込みます。その後、5分間はうがい・飲食を控えるようにします。少量から始めて薬を徐々に増やしながらアレルゲンに対する免疫をつけていき、スギ花粉症やダニアレルギーを根本的に治療する方法です。

舌下免疫療法についてもっと詳しく知りたい方は、鳥居薬品株式会社「トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ」をご覧ください。

アトリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ
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治療内容

アレルゲンを含む治療薬を舌の下に置き、薬ごとに定められた時間舌の上で保持したあと飲み込みます。その後、5分間はうがい・飲食を控えるようにします。少量から始めて薬を徐々に増やしながらアレルゲンに対する免疫をつけていき、スギ花粉症やダニアレルギーを根本的に治療する方法です。

ご注意

継続的な治療が必要で、効果が見られるまで少なくとも2年ほどの期間を要し、ある程度効果が見られた場合にはさらに継続して3~5年間の治療をお勧めします。スギおよびダニの舌下免疫療法をどちらも行いたい場合は、両方を同時に行うことができないためどちらかの治療を優先することになるので注意が必要です。


耳内・鼻腔内の異物除去

何らかの拍子に異物が入ってしまったり、子どもが自分で鼻や耳に異物を入れてしまったりした場合は、無理に取ろうとすると余計に奥に入ってしまうなどの危険性がありますので、速やかにご相談ください。お子様の場合、異物を入れている瞬間を見た場合だけでなく、ご家族の方がお子様の鼻や耳のそうじをする際に違和感や異物感に気づくことがとても大事です。

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治療内容

入ってしまった異物を放置していると、時間が経つにつれて変質したり、耳垢や鼻汁が付着したりしてどんどん分かりづらくなっていきます。また、炎症の原因となり、「鼻から臭いがする」「片方の鼻/耳から鼻汁/耳だれが止まらない」といった症状を引き起こします。

ご注意

鼻の異物除去の場合、十分に注意して行いますが鼻の粘膜が傷ついて出血することもあります。通常は時間が経てば出血は止まりますので、ご安心ください。除去には、耳鏡や鼻鏡、鉗子、吸引管などを使用します。

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